天声人語 #2
朝日新聞のまわし者ではありませんが、天声人語から
「最後まであきらめない」。祝日の早朝、そんなメッセージがフランクフルトから届いた。サッカーの女子ワールドカップ決勝。なでしこジャパンは米国に2度追いつき、PK戦を制した。今の日本にすれば、あらゆる政治の言葉より意味がある世界一だ▼押しに押され、ゴール枠の「好守備」に再三救われた。しかし残り3分、頼れる沢主将がすべてを元に戻した。宮間選手のコーナーキックに飛び込み、示し合わせたような右足一発。居合抜きを思わせる美技だった▼この同点弾で、なでしこの至宝は大会の得点女王と最優秀選手に。前言通り「人生最高の試合」にしてみせた。仲間の粘りを勝利につなげた守護神、海堀選手の神業にもしびれた▼米国の女子サッカーは国技に近い存在らしい。女の子の3割が習い事でたしなみ、人気選手はCMにも出る。「女子は男女同権の国ほど強い」(W杯米国大会プログラム)。そうした誇りと期待を、代表の面々は担う▼かたや日本は、代表チームができて30年。ルールは男女同一に、競技人口は10倍以上になったが、主力選手の多くが働きながら練習している。凱旋(がいせん)の旅もエコノミークラスと聞いた。世界一の次は実力にふさわしい環境だろう▼早起きを3回しただけの素人にも魅力は分かる。俺が俺がのプレー、汚い反則や抗議がなく、ボール回しを楽しめた。なでしこは国を励まし、世界を驚かせ、この団体球技の面白さを教えてくれた。雑草の根っこを持つ大輪たちに感謝したい。
文中に「宮間選手のコーナーキックに飛び込み、示し合わせたような右足一発。」とありますが、相手のキーパー治療中に「示し合わせて」いました。すごいのは、話し合っただけで実現できる能力、というか練習の豊富さでしょう。清瀬FCの選手も真剣に、何度も何度も繰り返し練習すれば本番の試合でいっぱい素晴らしいプレーができるようになります。
みんなで頑張りましょう。 ツボコー
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なでしこジャパン、世界一おめでとう

」かな
「最後まであきらめない」この一言に尽きますね
そして「楽しんだもの勝ち
清瀬FCのHPもなでしこカラーに模様替えしましたので、みなさん見てみてね
)
(ちなみにJFAもなでしこ色に模様替えしてました
投稿: (お) | 2011年7月19日 (火) 21時48分