【審判】トーマスカップ東京都選抜6年生サッカー大会に行ってきました
清瀬FC審判部長の中村です。
7/2(土)、7/3(日)で行われた、トーマスカップ東京都選抜6年生サッカー大会に審判員として参加してきました。
私の割り当ては、2日目の上位リーグの担当となっており、会場は稲城長峰ヴェルディフィールドという人工芝のグランドですが、
数年前の全日本東京都大会で一発レッドを出した、私にとってはあまり良い思い出のない会場でした。
都大会で審判をする場合、日時と場所は事前に連絡が来ますが、どの試合を担当するのかは、諸々の事情から当日の会場で伝えられます。
今回は、朝7時に会場入りし、私は上位リーグ戦の副審(A1)1試合と主審1試合、それと決勝戦の副審(A1)で計3試合を担当すること伝えられました。
しかし、初夏の暑い中、6年生選抜メンバーの試合(3ピリオド制、45分)を3試合というのは、さすがにしんどいです。
計135分となる、3試合目が終わった後は、放心状態でした。
(決勝の試合開始前の整列風景。一番右の審判が私です。)
さて、試合で発生したいくつかの出来事をお話しします。
①「ハンド、ハンド~!」事象
いまだに選手の手にボールが当たると「ハンド~!」と叫ぶコーチ、観客の方がおられます。
しかし、競技規則には、「競技者の手や腕にボールが触れることのすべてが、反則にはならない。」と記されています。
試合中、ボールが手に当たり、反則に該当しないと判断した場合、当然笛を吹きませんが、「ハンド~!」と声があがります。
いちいち反応していられないので、そのまま続けていると、「この審判、見えてる?」的な状態になります。
「ちゃんと見てますよ!判断してます!」と言いたい。皆さん、今一度競技規則(第12条)を確認してくださいね。
②グリーン?イエロー?事象
グリーンカードとは、さまざまなリスペクトあるプレーや行動に示されるカードです。U-12年代の試合では出来るだけ提示するように依頼されています。
試合終盤、ハーフウェーライン付近のタッチラインを越えたボール(勝っている方のチームが出した)が勝っている方のチームのコーナーの近くまで転がっていきました。
勝っている方のチームは、急ぐ必要がないので、負けている方のチームが拾いに行くところを見ていれば良いのですが、キーパーが走って拾いに行ってくれました。
「おっ、これはグリーンカードか?」と思っていたのですが、ここで事件です。
キーパーが投げ返してくれたのですが、距離があったので力が入ったのか、明らかに異なる方向に飛んでいきました。
「えっ、えっ、遅延行為?」と一瞬思ったのですが、投げたキーパーは頭を抱えています。
結局どちらのカードも出せず、こっそり10秒ほど足して、ゲームを終わらせました。
何が正解だったのか、わかる方教えてください。(笑)
色々ありましたが、東京都トップレベルの選手は流石にすごいです。スピード、テクニックともに驚かされます。
清瀬FCからもここに送り込める選手を育てないとと、改めて思いなおした良い機会でした。
それでは、また次回。
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