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カテゴリー「サッカーニュース」の記事

サッカーニュース

2011年7月28日 (木)

FIFAランキング

昨日発表された男子のFIFAランキングでは、1位スペイン、2位オランダ、3位ドイツと上位陣に変動はなかった。また、今回のランキングでは、コパ・アメリカで躍進した南米各国が急浮上。優勝したウルグアイは順位を13ランク上げて5位にランクイン。3位決定戦を制したペルーは24ランク上げて25位となった。また、そのペルーに敗れて4位に終わったものの、大会に旋風を巻き起こしたベネズエラは29ランク上げて40位に浮上した。日本は13位だったが3つ下げて16位、アジア勢ではオーストラリアが1つ下げて23位。韓国が2つ下げて28位となっており、日本は引き続きアジアトップの座を守る形となった。

女子のなでしこジャパンはワールドカップに優勝はしたが、順位は変わらず4位でアメリカ、ドイツ、ブラジルに続く。

2011年7月19日 (火)

天声人語 #2

朝日新聞のまわし者ではありませんが、天声人語から

 「最後まであきらめない」。祝日の早朝、そんなメッセージがフランクフルトから届いた。サッカーの女子ワールドカップ決勝。なでしこジャパンは米国に2度追いつき、PK戦を制した。今の日本にすれば、あらゆる政治の言葉より意味がある世界一だ▼押しに押され、ゴール枠の「好守備」に再三救われた。しかし残り3分、頼れる沢主将がすべてを元に戻した。宮間選手のコーナーキックに飛び込み、示し合わせたような右足一発。居合抜きを思わせる美技だった▼この同点弾で、なでしこの至宝は大会の得点女王と最優秀選手に。前言通り「人生最高の試合」にしてみせた。仲間の粘りを勝利につなげた守護神、海堀選手の神業にもしびれた▼米国の女子サッカーは国技に近い存在らしい。女の子の3割が習い事でたしなみ、人気選手はCMにも出る。「女子は男女同権の国ほど強い」(W杯米国大会プログラム)。そうした誇りと期待を、代表の面々は担う▼かたや日本は、代表チームができて30年。ルールは男女同一に、競技人口は10倍以上になったが、主力選手の多くが働きながら練習している。凱旋(がいせん)の旅もエコノミークラスと聞いた。世界一の次は実力にふさわしい環境だろう▼早起きを3回しただけの素人にも魅力は分かる。俺が俺がのプレー、汚い反則や抗議がなく、ボール回しを楽しめた。なでしこは国を励まし、世界を驚かせ、この団体球技の面白さを教えてくれた。雑草の根っこを持つ大輪たちに感謝したい。

文中に「宮間選手のコーナーキックに飛び込み、示し合わせたような右足一発。」とありますが、相手のキーパー治療中に「示し合わせて」いました。すごいのは、話し合っただけで実現できる能力、というか練習の豊富さでしょう。清瀬FCの選手も真剣に、何度も何度も繰り返し練習すれば本番の試合でいっぱい素晴らしいプレーができるようになります。

みんなで頑張りましょう。 ツボコー

2011年7月12日 (火)

7月12日朝日新聞天声人語欄より

本日の朝日新聞天声人語より、選手に読んでもらいたい内容が載っていましたので掲載します。

 その名は、豊作を念じて父親が考えたという。沢穂希(ほまれ)さん、32歳。「なでしこジャパン」の主将である。15歳で日本代表になって以来、女子のサッカーを支え続けた功労者が、また一つ誉れを手に入れた▼女子ワールドカップを戦うなでしこは、地元ドイツを1‐0で破り、初の準決勝に進んだ。3連覇を狙う相手は過去8戦して勝てなかった難敵だ。それも、大入りの観衆を向こうに回しての快挙である▼選手は、震災の映像を見直して大一番に臨んだと聞く。延長戦後半、沢さんが「願いを込めて」相手守備陣の裏に浮き球を放り込む。丸山桂里奈(かりな)選手が走り込み、ぎりぎりの角度から歴史的な決勝点をあげた。疲れた相手の足が届かない、ここしかないというパスとシュートだった▼沢さんは男の子の中で強くなった。小学生時代、試合中に「女のくせに」とスパイクを蹴られたことがある。その子は、心でわびているに違いない。代表での通算得点は今大会で78に増え、あの釜本邦茂さんを抜いて最多となった▼サッカーは長らく「男のスポーツ」だった。沢さんにも女子ゆえに出られなかった試合がある。悔しさは練習とゲームにぶつけるしかなかった。その背中を見て、女の子が当たり前にボールを追い始めている▼アトランタ五輪で惨敗、続くシドニーは出場もできず、廃部が相次いだ低迷期がある。沢さんらはドイツ戦のように耐え忍び、見事に盛り返してみせた。何本もの青い穂に大粒の「なでしこ人気」を実らせて。

ノートのレポートを実施している学年は感想を書いてそれぞれのコーチに提出してください。低学年及び幼稚園選手は親が読んであげてください。

坪田

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